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編集ポリシー

コンテンツ(書籍)に関する梧桐書院の考え


共通理解

①たった一冊が、書き手の人生や読者の人生を大きく変えることがある。その「本の力」は、どんな時代状況であっても変わることがない。

②雑誌・新聞、Web、一部の書籍は「知りたい」に応える「情報」(フロー)である。それに対して本来書籍は、「知りたい」だけではなく、「何度も読み返したい」「手に取りたい」「持っていたい」と思わせる「物」(ストック)であり、両者は似て非なるものと考える。

③著者(才能)と編集者の信頼関係に基づくダイレクトなつながりが出版社の強みである。「著者」という才能を紙媒体のみならず、さまざまなメディア(プラットホーム)に紹介することも編集者の仕事と考える。その際、「紙媒体の二次利用」ではなく、一人の著者(才能)が持つ複数の引き出しのそれぞれを別々のメディア(プラットホーム)に紹介することを基本とする。

企画方針

①担当編集者自身が、「面白い」「役に立つ」「感動的である」「売れる」のうちのいずれかの「確信」をもっていなければならない。

②「社会や人々の心を動かす才能(著者)」については、有名・無名、過去の刊行・売上実績にとらわれることなく、出版を積極的に検討する。

コンテンツにおける4つの柱

①アート/カルチャー
芸術、芸能、文芸の領域で「異彩を放つ」著者の作品。

②インテリジェンス
数学、サイエンス、経済、歴史、医学、ビジネスの領域で「オリジナリティのある論説」を展開する著者の作品。

③ノンフィクション
社会や人間を「常識にとらわれない独自の視点」で観察し、「個性的な洞察力と文体」によって表現する著者の作品。もしくは、ジャーナリストによる作品。

④リベラルウーマン
インディペンデントに、タフに、リベラルに生きる女性著者の作品。