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樋口一葉 加筆版 |
2010年1月18日 発売

明治時代の下層社会に生きる女性の姿を描いた 「さらさら読む古典」シリーズ第2弾

「近松心中」につづく、シリーズ第2弾は、
明治の女流作家・樋口一葉。

本書は、一葉の3作品を読みやすくした「加筆版」で
原作の雰囲気をそのままに楽しむことができます。

「加筆版」とは、
原文の文体や表現をできるかぎり残しつつ、
わかりにくい部分に原文と同様の文体で加筆し、
意味や筋をわかりやすくした形式です。

[目次]
にごりえ 加筆版
大つごもり 加筆版
十三夜 加筆版
「加筆版」と作品の解説
付録 雪の日 加筆版/雪の日 原文

[担当編集から一言]
お札にもなっている樋口一葉ですが、
名前は知っていても読んだことがないという人は多いかもしれません。
本書は、古文調なのにさらさら読める、不思議な読み心地で、入門書に最適です。

176頁 | 大伴茫人・加筆 | 樋口一葉・原作 /定価:1,500円(税抜)